REKIHAKU 特集・されど歴史

A5判・並製・112頁・フルカラー

発売・編集協力 文学通信
国立歴史民俗博物館発行、年3回発行(2月、6月、10月)


特集:されど歴史

[特集対談]
歴史学はこういうときに、何ができるか
木下尚子(熊本大学名誉教授)×西谷 大(国立歴史民俗博物館館長)

1.社会的につくられる性別
ジェンダー史研究事始(三上喜孝)

2.環境と開発
実は開発されていた「手つかずの大自然」(柴崎茂光)

3.資料の救済・保存・継承
資料を残し伝えることの意味(天野真志)

4.近現代の食文化
食生活の歴史を問い直す(関沢まゆみ)

5.在外資料調査研究のいま
シーボルト父子と一五〇年前の日本(日高 薫・福岡万里子)

6.博物館展示のいま
「差別」と多様性をどう展示するか(原山浩介)

7.くずし字認識システムの開発
AIで歴史・文化を解明する(橋本雄太・カラーヌワット・タリン)

8.日本の葬送習慣
死者をどう扱う「べき」かの前に(土居 浩)

特集をもっと詳しく知りたい人へ おすすめの4冊

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たかが歴史、されど歴史
お札になった皇后─近代の女帝像(仁藤敦史)

博物館マンガ 第1回
ようこそサクラ歴史民俗博物館(鷹取ゆう)

石出奈々子のれきはく!探検 第1回
幕府のミスター自己主張、高国おじさんのアピール屏風(石出奈々子)

フィールド紀行
曳山に集いて、明日を見つめて
輪島市門前町皆月山王祭(川村清志)

誌上博物館 歴博のイッピン
描かれた都の熱狂―蝶々踊り図屛風
(大久保純一)

歴史研究フロントライン
偶然の出会いから新たな「知」を生み出すそんなプロジェクトがある
(後藤 真)

EXHIBITION 歴博への招待状
企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」へようこそ!(横山百合子)

SPOTLIGHT 若手研究者たちの挑戦
外国語と人文情報学を武器に
――情報技術でつながった近世フランス史と古代日本史(小風綾乃)

くらしの植物苑歳時記
特別企画「伝統の古典菊」「冬の華・サザンカ」のご案内

博物館のある街
北海道白老町
国立アイヌ民族博物館、町と人の記憶(立石信一)

くらしの由来記
石鹸とシャンプーの近現代史(青木隆浩)

研究のひとしずく
市のたのしみ 第1回(内田順子)

海外の日本研究から
海外における日本研究―スイスのケーススタディ(ハンス・ビャーネ・トムセン)

歴博友の会 会員募集

歴博ホームページ「どこでもれきはく」リニューアルオープン
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