祈りと癒しの地 熊野

A4 111頁 2014年

2014年10月11日(土)から11月24日(月・振休)開催

2014年は、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて10周年を迎えます。三重県には、「熊野古道」の名前で知られた参詣道のひとつで伊勢と熊野を結ぶ「伊勢路」が通っています。平安時代の歌謡集である「梁塵秘抄」には、「熊野へ参るには、紀路と伊勢路のどれ近し、どれ遠し。広大慈悲の道なれば、紀路も伊勢路も遠からず。」と詠われているように、和歌山県側の「紀伊路」とともに古くから知られた重要な道です。

本展では、熊野を目指す人々が行き交った様子がうかがえる旅道具や、地域に残る熊野信仰の遺品、中でも熊野信仰の一端を担った熊野比丘尼たちが、布教の際に用いた「熊野観心十界曼荼羅」などを取り上げます。県内に残るこれらの遺品を中心に、改めて熊野という地域が持つさまざまな魅力についてご紹介いたします。(三重県総合博物館HPより)

三重県総合博物館
型番 M-175-005
販売価格
1,300円(税込)
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